人はこの世に生を受けて「おぎゃー」と生まれた瞬間に、人のいるところで生きることになります。生まれた途端に人との関係が始まります。もちろん憶えてはいませんが、人に関わってもらわなければひとりでは生きられません。それからずっと命ある限り人と人との間で生きていきます。
例えおとなになって考えるところがあり、人との交流を絶って無人島で暮らしたとしても人間関係からは離れられません。何故なら人間関係は、「他者との関係」と「自分との関係」で成り立っているからです。つまり他者との関係からは離れられたとしても、自分自身との関係からは離れることができません。
悩むとは
人は、人との関係で傷つき、悩みます。また人は、人によって癒されもします。
人の悩みのすべてが人間関係によるものだと言っても過言ではありません。人間関係と言っても、通りすがりの人に腹が立ってもすぐに忘れてしまいます。また例えば「大事な物を失くしてしまった…」「友人と映画を観に行く約束をしていたのに、急に友人の都合が悪くなって行けなくなってしまった…」という事態が起こったとしても悩みにはなりません。
何かの出来事が起こった時にかなりショッキングなことでも、対処する方法を自分で考えられる場合には悩みにはなりにくいのです。
悩みとなる人間関係には、こうすれば良好な関係が築けるという明確な答えがありません。また相手がいることなので、自分の書いたシナリオ通りにはいきません。それが人間関係のおもしろいところでもあるのですが、おもしろさを楽しむ余裕はなく、思い通りにならないことに焦点があたります。つまり悩むのです。悩むとは、「思い通りにならない」ということです。
こころから少し離れてみる
「 他者との関係」「自分との関係」いずれの関係も良好にするには、本音を引き出すコミュニケーションが欠かせません。ただ自分とのコミュニケーションをする前に、先に意識を向けてほしいことがあります。
悩みをかかえて、人生に行きづまりを感じる時、例えば自信がなく、自己肯定感も低く「今の自分ではダメだ」と思って、人は足りないものを足そうとしたり、余裕なく「ダメだ、ダメだ」にこころが囚われてしまいます。そうなると人は無いものを数えがちになりますが、自分がもうすでに持っているものを知ること、そして持っているものが充分に生かされているかを考えてみる視点を持つことがたいせつです。
良くも悪くも、今のあなたがすべてです。そこがスタート地点だとしたら、スタート地点では、等身大の自分を知り、無いものを数えるのではなく、あるものを生かして生きていく。それを私は「幸せ上手(じょうず)」と呼んでいます。
既に自分に与えられているものを生かす方に目を向けてみてください。あなたの良さまでも無くしてほしくはないです。
世界にたったひとりしかいないあなた
2019.4-6月に、毎週楽しみに観ていたドラマ、山下智久さん演じる紐倉博士が主人公の「インハンド」の主題歌、大好きな「CHANGE」で山下智久さんが歌っています。
「世界の惰性に流されずに、情熱と心に耳を傾けて信念を貫いていけば、未来をより良く変えていくことができる」そんな主人公の心の声を描き、作詞させていただきました。誰かの希望になるよう心を込めて書きました」<作詞山下智久コメントより>
♪ Oh!Yes! ブラックフラミンゴみたい
世界でたった一人の君に生まれた事
Yeah yeah yeah…楽しめよ
「感情の奴隷」にはならない君はエレファント
強く踏み出すよ yeah yeah yeah
今-明日-未来「僕が変えよう」 🎶
「世界でたった一人の君に生まれた事」をもっともっと、かみしめたいですね。