あべのハルカス美術館で開催の岡本太郎氏(1911~1996没)「太陽の塔」(2018.9~11)を観に行きました。
やっぱり素晴らしい!!常に人間の根源的なものを問い続けた岡本太郎氏だからからこそ、万国博覧会開催1970年当時も、今もその作品はとても新鮮に感じられます。太陽の塔には4つの顔があります。
太陽の塔については、https://taiyounotou-expo70.jp/ をご覧ください。
未来を象徴する塔上部の「黄金の顔」
1970年万博当時の「黄金の顔」を今回の展覧会で観ることができました。現在万博公園にある黄金の顔は二代目です。
現在を象徴する塔中央部の「太陽の顔」
左側にくり抜かれている顔です。
内部には「生命の樹」が見えています。
上部に浮かんでいるのが、塔内部にあった(紛失)「地底の太陽」で、人間の根源的な精神世界やこころの源を表す顔です。
そして過去を象徴する塔背面の「黒い太陽」
岡本太郎氏には、戦争のイメージがあったことでしょう。
岡本太郎氏が「太陽の塔」に込めたメッセージをお知りになりたい方は、下記をご覧ください。
岡本太郎氏の彫刻「ノン」です。
とても愛嬌のあるノンです。
フランス語のノン。「否」を表しています。
否ということの大切さをユニークに、ちから強く表現している作品に感銘を受けました。
自由に生きていくのには、とても大切な「ノン」です。
「~であるべき」で選ぶのではなく「~したい」で自分がノンを選んだら、ためらいなく勇気を出して、さらりと「ノン!!」